Active Directoryで特定ユーザーのログオンを拒否する

Active Directory を他のWebサービスのLDAP認証サーバーとしても利用しているような場合。Webサービスは使ってもらいたいが,パソコンにログオンして欲しくはないユーザーというのがあると思います。そういう人をログオンさせないようにするには,どうしたらよいでしょうか。

グループを作る

ログオンさせたくないユーザーはだれなのかを判断しなければなりませんから,まずはグループを作ります。ここでは,冒頭の例に沿ってldapusersというグループを作ります。そして,パソコンにログオンさせたくないユーザーをこのグループに所属させます。

ローカルでログオンを拒否する

グループポリシーに「ローカルでログオンを拒否する」というポリシーがあります。このポリシーにグループを設定します。

2008 Server の場合

  1. グループポリシー管理エディタの左ペインで,
    コンピュータの構成 > ポリシー > Windowsの設定 > セキュリティの設定 > ユーザー権利の割当
    を選択します。

     
  2. 右ペインの,「ローカルでログオンを拒否する」をダブルクリックします。
  3. 「これらのポリシーの設定を定義する」のチェックを入れて,「ユーザーまたはグループの追加」をクリックします。

     
  4. 表示されたダイアログに先ほど設定したグループを(ドメイン名\グループ名の形式で)設定します。「参照」ボタンでADオブジェクトの中から選択もできます。

2003 Server の場合

  1. グループポリシーオブジェクトエディタで,コンピュータの構成 > Windowsの設定 > セキュリティの設定 > ユーザー権利の割当 を選択します。
  2. (以降は2008 Serverと同じです)

 

 

 

 

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