Ext JS に関しては,新しい記事は Sunvisor Lab. ExtJS 別館 にあります。そちらもよろしくお願いいたします。

xFrameworkPXを使って見る(3) モジュールの機能

前稿で,モジュールの$this->insert() メソッドについてちらと書いたが,あれはLiveRecordの機能だった。LiveRecordはモジュールのビルトインビヘイビアで,通常のRDBMSに対する様々な処理が実装されているんですね。

モジュールのプロパティ

usetable プロパティ

テーブル名。設定しない場合は,クラス名からテーブル名を生成。通常は'tbl_' . モジュール名 という風になります。この tbl_ は,tablePrefix プロパティに値を設定すればそれに従うような気がします。ひょっとしたら,システム全体でコンフィグするところがあるのかもしれません。

primaryKey プロパティ

省略時は id となります。複数フィールドの主キーの場合はどうなるんでしょうか。新たにテーブルを作る際には単独キーにした方がやりやすそうです。その辺はCakePHPと同じですね。

LiveRecordのメソッド

row, rowAll

サンプルでは, 

return $this->row(
    array(
        'query' => 'SELECT * FROM ' . $this->getTableName()
    )
);

のように呼び出していましたが,この 'query' の他にもオプションはいろいろとあるみたいです。bind オプションを使うと,パラメータクエリにパラメータをセットして実行というようなこともできます。where とか group とかのオプションもありますけど,SQLに書いてしまえばおしまいなので,どうしても使わなければというものでもなさそうです。他にget とか getAll というメソッドがあり,そちらではSQLを書く必要はなくて,fieldsオプションに取得するフィールド名を指定してやります。こちらだとSQLから離れた記述ができます。

実際のところモジュールの機能はほとんど,LiveRecordの機能みたいですね。ドキュメントのLiveRecordのページを見ると結構詳しく載っています。データベースの操作は楽にできそうです。

そこらあたりの諸々は,チュートリアルを追っていくと具体例が示されています。

 

だんだん,わかってきたぞ。

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